運転マナーは現場で作られる
運転マナーは安全運転を行うためには道路交通法と同じくらい重要なことなのですが、法律でないので教習所などでは教えてくれません。
そのマナーをどこで知るのかといえば、ほとんどん方が親兄弟や先に免許をとって車を運転している友人など、ドライバーとしての先輩から何気なく教わっているものと思われます。
では、この運転マナーというのはだれがどこで生み出しているのでしょうか。
運転マナーには、中央分離帯にごみを捨てることをやめましょうというような自治体などが積極的にPRしているといったものもありますが、それは一部でほとんどのものは先人のドライバーたちが作ったものだといわれています。
例えば、高速道路で渋滞の最後尾についたときに行うハザードランプの点灯や一般道路で路肩に車を止める時にウィンカーではなくハザードをつけて止めるのも道路交通法ではなく、今まで先人ドライバーが行ってきたものが広まっただけなのです。
特に数々の運転マナーを作ってきたのが長距離トラックドライバーで先ほどの渋滞時のハザード点灯を広めたのもトラックドライバーなのです。
大型トラックは乗用車のように機敏な動きはできません。
そこでいろいろな方法で自分の身を守るための手段を生み出してきたという事なのです。