ロングホイールベースモデルが人気
経済成長著しい中国ですが、日本ではもう過去になりつつある1つの傾向が今の中国にはあるそうです。
その傾向というのが、広い後部座席というもので、4ドアセダンでリヤシートに座る人が窮屈な思いをしないような車に人気が集まっているそうです。
4ドアセダンというと昔のセドリックであったりクラウンであったりするわけですが、どの車もクーペやコンパクトカーなどと比べると広い後部座席を持っていますが特に広いという感じはしません。
これをもっと広くするにはどうするか?・・・そこで生まれたのがボディのストレッチ化です。
これは既存の車種からリムジンを作るときに取られる方法なのですが、ボディを真ん中で切断し、その間に数センチから数十センチのボディを挟んで溶接し、ホイールベースを長くすることによってキャビン空間を広くというよりか長くするというものです。
中国ではこのロングホイールベースモデルが大人気で、メルセデスベンツやBMWなども中国向けにロングホイールベースモデルを作って輸出しているようです。
最近ではボルボや日産、トヨタなどもロングホイールベースモデルを輸出するようになりました。
日本ではロングホイールベースを作る前にミニバンへ移行することになり、ロングホイールベースモデルはないのですが、中国向けにはロングホイールベースモデルがなくては商売ができないようになっているのです。