人気の希望ナンバーは抽選

車には管轄となる車検場が発行するナンバープレートをつけることが義務付けられていますが、そのナンバープレートは標準では車検場が勝手に選んだ数字となることになります。

 

しかし1998年に「33」や「55」などの分類番号が「300」とか「500」など3桁になったのと同時に車両番号を自分で選べるようになりました。

 

ナンバープレートなんて国が勝手につけた番号を表示するだけのものと思いっている方には関係ない話なのですが、自家用車などではその車に愛着を感じるように自分の好きな車両番号をつけることが多くなってきました。

 

ただ、希望した車両番号を必ずしもとることができる訳ではありません。

 

例えば、「7777」とか「1111」など誰もが欲しがりそうな車両番号は早いもの準ではなく一定に期間受け付けたのちに抽選によって希望した車両番号を取得することができるようになっています。

 

このような人気の高いであろうナンバープレートを望む場合はそれによって納車の時期が遅くなる可能性があります。

 

ナンバープレートといえば最近気になるのがご当地ナンバー、通常ナンバープレートには車検場や陸運局のある場所が地名として入れられていたのですが、特別にそういった施設がないところの地名がいれられているナンバーのことをご当地ナンバーといいます。

 

ここ最近話題になっているのが富士山のご当地ナンバーです。

 

富士山が世界遺産に登録されたことを記念して作られたそうなのですが、ちょっと変わっているのが2つの富士山ナンバーがあるという事です。

 

通常ナンバープレートの地名は1つの地域にまとめられるのですが、富士山は昔から静岡県と山梨県で争奪戦が繰り広げられていることからその影響で富士山ナンバーも山梨県が発行した富士山ナンバーと静岡県が発行した富士山ナンバーがあるのです。

 

ナンバーの地名はおのずとその車がどこから来たのかわかるものですが、山梨と静岡という2つの県にまたがってしまってはそれも分かりにくくなるというものです。


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